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外壁塗装の足場代はいくら?相場・計算方法と注意点

2026年11月1日

外壁塗装の足場代は、1㎡あたり600〜1,200円程度が目安です。30坪の2階建てなら15〜20万円前後で、工事全体の約2割を占めます。足場の計算方法を知り、複数社の見積もりを比べれば、足場代が妥当かどうかは自分で判断できます。

見積書を開くと、足場の項目が思ったより高くて驚いた方も多いのではないでしょうか。塗装そのものではない費用に、なぜこれほどかかるのか気になりますよね。金額が妥当なのか分からないまま、契約してよいのか不安になるのは自然なことです。

訪問した業者から「今なら足場代は無料です」と言われ、迷っている方もいるかもしれません。

この記事では、外壁塗装に足場が必要な理由から、坪数別の相場、足場代の計算方法までを順に説明します。費用が高くなりやすい家の特徴や、「足場代無料」のような話で気をつけたい点もまとめました。

さらに、足場を組む前に施主ができる準備や、足場があるうちにまとめると得をする工事も紹介します。見積書を手元に置いて読み進めると、確かめるべき所が見えてきます。これから塗装を考える方も、業者と話す前の下調べとして役立ててください。

外壁塗装に足場はなぜ必要?足場なしでは塗れない理由

手すり付きの足場の上で外壁を塗る職人

外壁塗装の足場は、職人の安全と塗装の仕上がりを守るために欠かせない設備です。家全体を塗り替える工事では、足場を組むことが前提になります。

見積書を見て「足場にこんなにお金がかかるの?」と感じる方は少なくありません。足場は、工事が終われば解体する仮設(一時的に設置するもの)の設備です。形に残らない分、なおさら高く見えるのかもしれません。

ここでは、費用の話に入る前に、そもそも足場がなぜ必要なのかを整理します。理由が分かると、見積もりの足場の項目にも納得しやすくなります。

高さ2m以上の作業は足場などの安全対策が求められる

高い所での作業には、法律で安全対策が求められています。労働安全衛生規則では、高さ2m以上の作業場所で足場を組むなど、墜落を防ぐ対策をとるよう定めています。

詳しくは、労働安全衛生規則の条文(中央労働災害防止協会 安全衛生情報センター)で確かめられます。

一般的な2階建ての家は、屋根の近くまで6mほどの高さがあります。1階の窓の上でも2mを超える場所が多いため、外壁のほとんどが「高所作業」にあたります。

はしごや脚立だけで作業すると、足元が不安定になり、転落の危険が高まります。足場には人が立つ床板と手すりがあるので、職人は両手を使って落ち着いて作業できます。

足場は職人の命を守るための設備です。同時に、施主にとっても「自分の家の工事で事故が起きる」という事態を避ける意味があります。

足場があると塗りムラや塗り残しを防げる

足場は安全のためだけでなく、塗装の品質にも大きく関わります。足場の上なら職人の体勢が安定し、塗料を均一な厚みで塗りやすくなります。

外壁塗装は、下塗り・中塗り・上塗りと、同じ面を何度も塗り重ねる工事です。塗料には決められた厚みがあり、薄い所があると、そこから早く傷みやすくなります。

はしごの上では片手で体を支えながら塗ることになり、手の届く範囲も限られます。そのため、窓のまわりや軒下(屋根のひさしの裏側)などに、塗り残しやムラが出やすくなります。

足場があれば、職人は壁の前を自由に移動できます。細かい部分まで目が届くので、塗る前のひび割れの点検や、塗り終えたあとの確認もしやすくなります。

塗りムラや塗り残しは、工事が終わった直後には気づきにくいものです。数年たってから、その部分だけ色あせたり、はがれたりして表れることがあります。足場は、こうした目に見えにくい差を防ぐための土台でもあります。

飛散防止ネットで近隣と自宅を守れる

足場には、もう一つ大切な役割があります。足場に飛散防止ネットを張ることで、水しぶきや塗料が周りに飛ぶのを防げます。

飛散防止ネットとは、塗料や洗浄水、ゴミが飛び散るのを防ぐ網のことです。足場の外側を包むように張り、家全体を覆います。

飛散防止ネットが防いでくれるもの
  • 高圧洗浄(強い水圧で汚れを落とす作業)の水しぶき
  • スプレーやローラーから出る塗料の細かい霧
  • 古い塗膜のかけらや、作業で出るゴミ

住宅が近い場所では、塗料の霧が隣の家の壁や車に付くと、トラブルの原因になります。自宅の車や庭、窓ガラスを汚さないためにも、ネットは欠かせません。

ネットがあると防ぎやすいトラブルの例
  • 洗浄の水しぶきが、隣の家の洗濯物にかかる
  • 風に乗った塗料の霧が、近くに止めた車に付く
  • はがれた古い塗膜が、隣の庭や植木に落ちる

ネットは足場があって初めて張れるものです。足場なしで塗装すると、こうした飛び散りを防ぐ手段がほとんどありません。ご近所との関係を保つうえでも、足場とネットは大切な役割を果たしています。

足場なしで塗れるのはどんな場合?

足場を組まずに済むケースも、まったくないわけではありません。ただし、足場なしで対応できるのは、ごく小さな範囲の補修などに限られます。

たとえば、平屋の手が届く高さの一部だけを補修する場合は、脚立で済むこともあります。一方で、家全体を塗り替えるときは、2階建てでも平屋でも足場を組むのがふつうです。

足場の要・不要の目安
  • 平屋の低い所の小さな補修:脚立で済む場合もある
  • 平屋の家全体の塗り替え:足場を組むのが前提
  • 2階建て以上の塗り替え:足場を組むのが前提

もし業者から「足場なしでも塗れます」と言われたら、安全対策やネットをどうするのかを聞いてみてください。説明があいまいなら、ほかの業者の意見も聞いて比べると安心です。

足場を省いて費用を下げても、塗り残しや近隣トラブルが起きれば、かえって手間や出費が増えることがあります。足場は「省くもの」ではなく「必要なもの」と考えておくと、見積もりを冷静に見られます。

足場の組み立てと解体は、工事の最初と最後に行います。工事全体の流れや日数は、外壁塗装の期間は何日?工程別の日数と延びる理由で詳しく紹介しています。

外壁塗装の足場代の相場はいくら?坪数別の目安

足場を組んだ家と見積書・電卓

外壁塗装の足場代の相場は、1㎡あたり600〜1,200円程度、30坪前後の家で約15〜20万円が目安です。ただし業者や地域、家の形によって金額には幅があります。ここでは単価と坪数別の目安、足場代の中身、工事全体に占める割合を順に見ていきます。

足場代の単価は1㎡あたり600〜1,200円程度が目安?

足場代は、足場をかける面積1㎡あたり600〜1,200円程度が一般的な目安とされています。見積書では「足場 ◯㎡×◯円」のように、面積と単価をかけた形で書かれることが多いです。

単価に倍近い幅があるのは、業者ごとに資材の持ち方や人件費が違うためです。自社で足場を持つ業者もあれば、足場の専門業者に頼む業者もあります。また、同じ業者でも地域の人件費や、現場までの距離で金額が変わります。

そのため、1社の見積もりだけを見て「高い」「安い」と決めるのは難しいところです。まずは単価がこの範囲に入っているかを確かめましょう。範囲から大きく外れていれば、理由を業者に聞いてみると安心です。

高すぎる場合は、家の立地や高さなど、手間が増える事情が含まれていることがあります。安すぎる場合は、何かの作業が省かれていないかを確かめたいところです。どちらの場合も、理由をていねいに説明してくれる業者なら、比べるときの安心材料になります。

単価を見るときのポイント
  • 1㎡あたり600〜1,200円程度に入っているか
  • 面積と単価が分けて書かれているか
  • 範囲から外れる場合は理由を説明してもらえるか

坪数別に見た足場代はどのくらい?

坪数別に見ると、25〜30坪で約15〜20万円、40〜50坪で約23〜36万円が足場代の目安です。家が大きくなるほど外壁の面積が増え、足場をかける面積も広がるためです。

家の広さ足場代の目安
25〜30坪約15〜20万円
30〜35坪約18〜23万円
35〜40坪約20〜25万円
40〜50坪約23〜36万円
50〜60坪約35〜44万円

この表は、あくまで目安です。同じ坪数でも、凹凸の多い家や細長い家は外周が長くなります。外周が長いほど足場をかける面積が増えるので、表より高くなることがあります。

反対に、正方形に近いシンプルな形の家は、表の下の方の金額に収まりやすくなります。自分の家の数字を正確に知りたいときは、次の章で紹介する計算方法で確かめてみてください。

表の使い方の例
  • 32坪の2階建てなら、30〜35坪の行を見て約18〜23万円が目安
  • 見積もりが25万円なら、目安より少し高めと考えて内訳を確認
  • 見積もりが10万円台前半なら、安い理由を聞いておく

飛散防止ネット代と組立・解体・運搬費の内訳は?

足場代の内訳は、資材の運搬・組み立て・解体にかかる職人の手間(人件費)が大部分です。鉄の資材そのものより、それを運んで組み、工事後に外して持ち帰る作業に費用がかかっています。

これとは別に、飛散防止ネット(塗料や洗浄水が飛び散るのを防ぐ網)の費用が加わることがあります。目安は1㎡あたり150〜500円程度です。足場代の単価にネット代が含まれる業者もあれば、別の項目に分けて書く業者もあります。

複数の見積もりを比べるときは、この書き方の違いに気をつけましょう。足場の単価だけを並べると、ネット代が別のぶん、ある業者の方が安く見えることがあります。足場とネットを合わせた金額で比べると、正しく判断しやすくなります。

見積書にネットの項目が見当たらないときは、「ネット代は足場代に含まれていますか」と一言たずねてみましょう。明日からでもできる、簡単で効果のある確認です。答えをメモしておけば、ほかの業者と比べるときにも役立ちます。

足場代に含まれる主な項目
  • 資材の運搬費(トラックで運ぶ・持ち帰る)
  • 組み立ての手間
  • 工事後の解体の手間
  • 飛散防止ネット代(別の項目になることもある)

足場代は外壁塗装全体の約2割を占める?

足場代は、外壁塗装の総額の約2割を占めるといわれています。塗料代や塗装の手間と並んで、大きな割合を占める項目です。

たとえば総額が100万円の工事なら、そのうち約20万円が足場代になる計算です。割合が大きいため、足場代に数万円の差があると総額にもはっきり響きます。見積もりを見るときは、塗料や塗装の単価と同じくらい足場の項目にも目を向けてみてください。

また、足場は一度組むたびに費用がかかります。外壁と屋根を別の時期に塗ると、そのたびに足場代が必要です。割合が大きい費用だからこそ、足場を組む回数を減らす工夫が節約につながります。

一方で、足場代は安全と仕上がりのために欠かせない費用でもあります。金額だけで削ろうとせず、相場の範囲に入っているか、内訳が分かるかを確かめる姿勢が大切です。塗装工事全体の費用の目安や内訳は、外壁塗装の坪数別の相場と費用の内訳の記事で詳しくまとめています。

足場代はどう計算する?見積もりの足場を自分で確かめる方法

足場の面積の出し方を示す図

足場代は「足場をかける面積×1㎡あたりの単価」で計算できます。面積は「(建物の外周+8m)×高さ」で出せるので、図面が手元にあれば自分でも確かめられます。

見積書の足場代が高いのか安いのか、金額だけを見ても判断はむずかしいものです。そこでこの章では、面積の出し方と実際の計算例、見積書で見るべき書き方を順に紹介します。数字を自分で一度当てはめてみると、業者の説明も理解しやすくなります。

足場の面積は「(外周+8m)×高さ」で出す?

足場代の計算のもとになるのは、足場架面積(足場をかける面積)です。足場架面積は「(建物の外周+8m)×建物の高さ」で求めるのが一般的です。

外周に8mを足すのは、足場を壁にぴったり付けず、少し離して組むためです。壁との間にすき間がないと、職人がローラーや刷毛を動かせません。家の四隅でそれぞれ外側に張り出す分を、まとめて8mとして足していると考えると分かりやすいでしょう。

高さは、家の階数からおおよその値を当てはめます。正確な高さは図面で確かめるのがいちばんですが、目安は次のとおりです。

建物の階数高さの目安
平屋約3.5m
2階建て約6m
3階建て約8.5m

外周は、建物のまわりをぐるりと一周した長さです。建築時の図面(平面図)に各辺の長さが書かれているので、それを足し合わせれば出せます。図面が見つからないときは、メジャーで家のまわりを測る方法もあります。

測るときは、外壁の角から角までを1辺ずつ測り、最後に合計します。細かい凹凸まで正確に測る必要はありません。おおよその外周が分かれば、見積書の面積と大きくずれていないかを確かめるには十分です。

30坪の2階建てで実際に計算してみると?

ここでは、外周30mの2階建てを例に計算してみます。足場架面積は228㎡で、単価によって足場代はおよそ18万〜23万円と幅が出ます。

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図面から建物の外周を確かめます。この例では30mです。
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外周に8mを足します。30m+8m=38mになります。
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2階建ての高さの目安6mを掛けます。38m×6m=228㎡です。
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見積書の1㎡あたりの単価を掛けて、足場代を出します。
外周30mの2階建ての計算例
  • 足場架面積:(30m+8m)×6m=228㎡
  • 単価800円の場合:228㎡×800円=約18.2万円
  • 単価1,000円の場合:228㎡×1,000円=約22.8万円

同じ家でも、単価が200円違うだけで4万円以上の差が出ます。手元の見積書と比べて、面積がこの計算と大きくずれていないかを見てみてください。

もし見積書の面積が計算より大きく多いなら、どこを測ったのかを業者に聞いてみましょう。屋根の形が複雑な家や、張り出しのある家では、面積が増えることもあります。理由をきちんと説明してくれる業者なら、ひとまず安心してよいでしょう。

平屋や3階建ての場合も、計算の流れは同じです。高さの目安を3.5mや8.5mに置きかえて、外周と掛け合わせてください。

見積書の足場の書き方(㎡単価と「一式」)はどう確かめる?

見積書の足場の項目は、書き方によって確かめやすさが大きく変わります。「足場 ◯㎡×単価」と面積と単価が分けて書かれていれば、自分で計算して確かめられます。

一方で、「足場工事 一式 ◯円」とだけ書かれた見積書もあります。一式とは、細かい内訳をまとめて1つの金額にした書き方です。この場合、面積も単価も分からないため、高いか安いかを判断できません。

見積書の足場の項目で見るところ
  • 足場の面積(㎡)が書かれているか
  • 1㎡あたりの単価が書かれているか
  • 面積が「(外周+8m)×高さ」の計算と大きくずれていないか
  • 飛散防止ネット代が足場代に含まれるか、別の項目か

「一式」とだけ書かれていたら、遠慮せずに面積と単価を聞いてみましょう。答えてもらえれば、上の計算で確かめられます。複数の業者から見積もりを取るときも、面積と単価がそろっていると比べやすくなります。

見積書のほかの項目の見方は、外壁塗装の見積もりの見方と確認する7項目でくわしくまとめています。足場とあわせて、塗装や付帯部分の書き方も確かめておくと安心です。

工期が延びたら足場代は増える?

雨などで工事の日数が延びても、足場代が追加されることはふつうありません。足場代の中心は、組み立て・解体・運搬にかかる手間だからです。

外壁塗装は天気に左右される工事で、雨の日は塗る作業を止めます。そのため、予定より数日延びることは珍しくありません。それでも足場は一度組めば、解体するまでそのまま立てておくだけです。組み立てや解体の回数は変わらないので、日数が延びても費用はほとんど増えません。

ただし、業者によって契約の決まりは違います。長く延びた場合の扱いを決めている業者もあるかもしれません。心配なときは、契約の前に「工期が延びても足場代は変わりませんか」と聞いておきましょう。

契約前に聞いておきたいこと
  • 雨で工期が延びた場合に、足場代の追加はあるか
  • 足場の面積と単価はいくらか
  • 飛散防止ネット代が含まれているか

この3つを契約前に聞いておけば、工事が始まってから費用でもめる心配を減らせます。答えは口頭だけでなく、見積書や契約書に書いてもらうとより確実です。

足場代が高くなるのはどんな家?外壁塗装で費用が上がる4つのケース

足場代が高くなりやすい家の例

足場代が高くなりやすいのは、高い家、手間のかかる立地の家、屋根が急な家、道路の許可が要る家の4つです。見積もりの足場代が相場より高く見えても、家の条件によっては妥当な金額のことがあります。

反対に、どの条件にも当てはまらないのに高い場合は、理由を業者に聞いてみる価値があります。ここでは、費用が上がる4つのケースと、それぞれの見積もりで確かめたい点を順に見ていきます。自分の家がどれに当てはまるかを考えながら読んでみてください。

足場代が上がりやすい4つのケース
  • 3階建て以上の高い家
  • 隣家との間が狭い・高低差がある立地
  • 屋根の勾配(傾き)が急な家
  • 道路使用許可・道路占用許可が要る家

3階建て以上は1㎡あたり200〜300円ほど上がりやすい?

3階建て以上の家は、2階建てより足場の単価が上がりやすい傾向です。高さが出るぶん頑丈に組む必要があり、1㎡あたり200〜300円ほど上がることが多いです。足場代の目安としては、19〜25万円ほどになることがあります。

単価が上がるのは、資材の量が増えるだけではありません。高い所ほど風を受けやすく、足場を壁に固定する部材も増えます。組み立てる職人の人数や時間も、2階建てより多くかかります。

さらに、高さが増えると足場をかける面積そのものも広がります。つまり3階建てでは、単価と面積の両方が上がる形になります。見積もりを見るときは、単価が上がった理由と面積の数字を分けて確かめると、納得しやすくなります。

なお、同じ3階建てでも、一部だけが3階になっている家もあります。その場合は、高い面だけ単価が変わる見積もりになることもあります。どの面にどの単価がかかっているかを、業者に聞いてみてください。

隣家との間が狭い・高低差がある立地は費用が上がる?

隣の家との間が狭い家や、高低差のある土地の家も、足場代が上がりやすいです。組み立てや運搬に手間がかかると、5,000円〜数万円ほど加算されることがあります。

たとえば、家と隣家のすき間が人ひとり分ほどしかない場合を考えてみましょう。資材を手で一本ずつ運び込む必要があり、作業の時間が長くなります。

がけの上に建つ家や、道路から階段を上がる家も同じです。トラックを家の近くに止められず、資材を運ぶ距離が延びます。土地に段差があると、足場の土台を平らにそろえる手間もかかります。

また、隣家との間が狭いと、足場の一部を隣の敷地に置かせてもらう場面も出てきます。こうした立地では、費用だけでなく近隣との相談も必要になります。見積もりの段階で、足場をどこに組む予定かを業者に聞いておくと、準備の見通しが立てやすくなります。

手間がかかりやすい立地の例
  • 隣家との間が狭く、資材を手で運び込む家
  • がけの上や、土地に高低差がある家
  • 道路から家まで階段や細い通路がある家

見積もりに「運搬費」や「狭小地加算」などの項目があれば、どの作業の分かを聞いておくと安心です。現地を見ずに出された見積もりでは、こうした加算が後から増えることもあります。できれば業者に家まで来てもらい、立地を見たうえで金額を出してもらいましょう。

屋根の勾配が急で屋根足場が必要な家は?

屋根の傾きが急な家は、外壁の足場に加えて屋根の上にも足場が必要になることがあります。勾配がおおむね6寸以上の屋根では、屋根足場の費用として1㎡あたり900〜1,000円程度が加わることがあります。

勾配の「寸」は、屋根の傾きを表す単位です。6寸は、横に10進むと高さが6上がる傾きを指します。このくらい急になると、職人が屋根の上で立って作業するのは危険です。そのため、屋根の面に沿って足場を組み、足元を確保します。

屋根足場は、主に屋根の塗装や修理をするときに必要になるものです。外壁だけを塗る場合は、屋根足場が要らないこともあります。見積もりに屋根足場が入っていたら、屋根の工事も含まれているかを確かめてみてください。

自宅の屋根の勾配が分からないときは、新築時の図面を見ると書かれていることがあります。図面が見つからなければ、現地調査のときに業者に聞けば教えてもらえます。

道路使用許可・道路占用許可が必要な家は?

家の前の道路を使って作業する場合は、許可を取るための費用がかかることがあります。トラックが道をふさぐ場合は道路使用許可、足場が道にはみ出す場合は道路占用許可が必要です。道路使用許可は警察署に、道路占用許可は道路管理者に申請します。

申請手数料は数千円程度です。ただし、手数料や占用料は自治体によって違います。人や車の通行を安全に誘導する誘導員が要る場合は、1日1万5,000円程度からかかります。

また、業者に申請を任せると、代行料として1万円程度からかかる場合があります。家が道路ぎりぎりに建っている場合は、見積もりの前に許可が要るかを業者に聞いておきましょう。あとから費用が増えるのを防げます。

道路の許可で確かめたいこと
  • 道路使用許可・道路占用許可のどちらが要るか
  • 申請手数料や占用料が見積もりに入っているか
  • 誘導員が何日分必要か
  • 申請の代行料がかかるか

許可の申請には日数がかかることもあるため、工事の日程にも関わります。契約の前に、許可を取る段取りまで業者と話しておくと、着工の直前に慌てずに済みます。

「足場代無料」はお得?外壁塗装の足場で気をつけたい見積もりの注意点

見積書の足場の項目を確かめる様子

「足場代無料」は、多くの場合お得とはいえません。足場代は工事の総額の約2割を占める費用で、実際には別の項目に含まれていることがほとんどです。安すぎる足場代や一面だけの足場にも、それぞれ見落としやすい注意点があります。

この章では、見積もりで足場の項目を見るときに気をつけたい点を4つに分けて整理します。契約を決める前の確認に役立ててください。

足場代無料は別の項目に上乗せされていることが多い

足場代が本当に0円になることは、まずありません。足場の組み立て・解体・運搬には人手と資材がかかるため、無料をうたう場合は塗装の単価などに上乗せされていることが多いです。見た目の値引きに目を奪われず、総額で比べることが大切です。

足場代は資材の運搬や組み立て・解体の人件費がほとんどで、業者が負担を消せるものではありません。無料という言葉は、契約を決めてもらうための「見せ方」と考えておくと冷静に判断できます。

たとえば「足場代20万円を無料にします」と言われても、塗装の㎡単価がほかの業者より高ければ、支払う金額は変わりません。むしろ総額が高くなっている場合もあります。

特に注意したいのは、訪問販売で「今日契約すれば足場代を無料にします」と急かされるケースです。こうした訪問販売のリフォーム工事は、相談が多く寄せられています。国民生活センターの相談情報でも注意が呼びかけられています。その場で決めず、ほかの業者の見積もりと並べてから判断しましょう。

「足場代無料」と言われたときの確認点
  • 塗装の㎡単価が、ほかの業者と比べて高くないか
  • 見積もりの総額が、相場から大きく外れていないか
  • 「今日だけ」「今月だけ」と契約を急がせていないか
  • 値引きの前の金額に、根拠が書かれているか

悪質な業者の見分け方は、外壁塗装業者の選び方と悪徳業者の見分け方でくわしく解説しています。

相場より安すぎる足場代は安全面と品質に不安が残る

相場より大きく安い足場代は、安さの理由を確かめておく必要があります。足場の費用を削るには、作業の手間か資材を減らすしかないため、安全や仕上がりに影響が出るおそれがあります。

よくあるのは、1日に何件もの現場を詰め込んで組み立てを急ぐ例です。また、手すりなどの部材を省いて費用を抑える例もあります。足場がぐらつくと職人が落ち着いて作業できず、塗りムラや塗り残しにもつながります。

足場代の単価は1㎡あたり600〜1,200円程度が目安です。これを大きく下回る見積もりなら、理由を業者に聞いてみましょう。「自社で足場を持っているので安い」など、納得できる説明があれば安心材料になります。

反対に、理由を聞いてもはっきり答えられない場合は注意が必要です。足場の上では職人が何日も作業をします。安全に作業できる足場かどうかは、仕上がりの良し悪しにも直結します。

安い足場代の理由を聞くときの質問例
  • 足場は自社のものですか、別の業者に頼みますか
  • 手すりや飛散防止ネットは含まれていますか
  • 組み立ては何人で、何日かけて行いますか

一面だけ足場を組むと安くても仕上がりに差が出やすい

傷みが気になる一面だけを塗る場合、足場もその面だけに組む方法があります。一面だけなら、足場代を5〜10万円ほどに抑えられることもあります。ただし、家全体を囲む足場より不安定になりやすい点に注意が必要です。

足場は建物をぐるりと囲むことで、互いに支え合って安定します。一面だけの足場は支えが少ないため、しっかり固定できているかを確かめましょう。

もう一つの注意点は、費用が二重にかかることです。数年後に別の面を塗るときには、もう一度足場代がかかります。また、塗った時期が違うと、面ごとに色あせ方に差が出て見た目がそろいにくくなります。

一面だけ塗るか迷ったときの考え方
  • 雨や日差しで傷んだ面だけを、急いで直したい場合は一面も選択肢になる
  • ほかの面も数年以内に塗り替えが要るなら、まとめた方が足場代は一度で済む
  • 色や仕上がりをそろえたいなら、家全体の塗装が向いている

足場と塗装を別々の業者に頼むときの注意

足場だけを別の業者に頼むと、費用が下がる場合もあります。ただし、日程の調整や、傷や破損が起きたときの責任があいまいになりやすい点は知っておきたいところです。

足場の組み立てが遅れると、塗装の開始もずれます。施主が両方の業者の間に入って、連絡を取り持つ手間も生まれます。

また、外壁や車に傷が付いたとき、どちらの作業が原因かでもめることがあります。依頼する前に、それぞれの業者が入っている保険の範囲を確かめておきましょう。塗装業者にまとめて頼む場合でも、足場は下請けの業者が組むことがよくあります。その下請けの作業も保険の対象になるかを聞いておくと安心です。

窓口を塗装業者1社にまとめれば、足場の手配から日程の調整まで任せられます。費用の差が小さいなら、まとめて頼む方が手間も責任の所在もすっきりします。

契約の前に確かめておきたいこと
  • 足場を組むのは自社か、下請けの業者か
  • 事故や破損のときに使える保険と、その範囲
  • 足場の組み立てと塗装の日程を、だれが調整するか

足場を組む前に何をする?外壁塗装の足場でトラブルを防ぐ準備

足場を組む前の車の移動や近隣へのあいさつ

足場を組む前にしたい準備は、近隣へのあいさつ、家のまわりの片付け、防犯の確認、まとめたい工事の洗い出しの4つです。足場は工事の最初に組まれるため、準備は着工より早めに始めると慌てずに済みます。

足場の組立は半日〜1日、解体は半日ほどが目安です。短い時間ですが、金属の部材を運んで組むので、音や人の出入りが集中します。準備ができていないと、近所とのもめごとや、車や植木の傷みにつながることもあります。ここでは、施主(工事を頼む家の持ち主)が自分でできる準備を順に見ていきます。

近隣へのあいさつと隣地を借りるときの相談は?

足場の組立と解体のときは、パイプや板がぶつかる金属音が出ます。業者と一緒に、着工前に近隣へあいさつしておくと、工事中のもめごとを防ぎやすくなります。

あいさつの範囲は、両隣と向かい、裏の家までがひとつの目安です。工事の期間、作業する時間帯、連絡先を書いた紙を渡しておくと、相手も予定を立てやすくなります。多くの業者はあいさつ回りを手伝ってくれるので、見積もりの段階で聞いておくとよいでしょう。

家と家の間が狭く、隣の敷地に足場の一部をはみ出して組む場合は、さらに丁寧な相談が欠かせません。どのくらいの幅を、何日ほど借りるのかを具体的に伝えます。隣の家の植木や物置に当たりそうなら、動かしてよいかも確かめておきます。口約束だけでなく、業者の担当者に同席してもらうと話が進めやすくなります。

あいさつのときに伝えたいこと
  • 足場を組む日と外す日(音が出る日)
  • 工事全体の期間と作業する時間帯
  • 高圧洗浄(水で汚れを落とす作業)の日
  • 業者の名前と、困ったときの連絡先
  • 車や洗濯物について気をつけてほしいこと

車・植木・室外機まわりはどう片付ける?

足場のまわりでは、部材の運び入れや高圧洗浄、塗装が続きます。車や鉢植えなど動かせる物は、業者の指示に合わせて足場から離しておくのが基本です。

車は、部材が当たって傷が付いたり、塗料の細かい霧が付いたりするおそれがあります。駐車場が足場のすぐ横なら、工事の間だけ別の場所に止められるか、業者に相談しましょう。動かせない場合は、車にカバーをかけて守る方法もあります。

鉢植えやプランターは、足場から離れた場所へ移します。地面に植えた庭木や花壇は動かせません。足場を組む位置によっては、植え替えや枝の剪定(せんてい:枝を切って整えること)が要ることもあります。大事にしている木がある場合は、事前に業者へ伝えておくと、組み方を工夫してもらえることがあります。

エアコンの室外機、物置、自転車、外に置いた物干し台なども確認しておきます。室外機は塗装中にビニールで覆われることがあり、その間は使えない場合があります。夏や冬の工事では、いつ覆うのかを聞いておくと安心です。

着工前の片付けチェックリスト
  • 車の置き場所を決め、必要ならカバーを用意する
  • 鉢植え・プランターを足場から離す
  • 庭木の剪定が要るか業者と確認する
  • 自転車・物置まわりの小物を片付ける
  • 室外機を覆う日と使えない時間を聞く

足場がある間の防犯と窓・洗濯物の注意点は?

足場は、職人だけでなく外からの人にとっても2階へ上がる通り道になります。足場がある間は、2階の窓やベランダの鍵を閉める習慣をつけておくことが大切です。

ふだんは開けたままにしがちな2階の小窓やベランダの戸も、工事の間は施錠しておきましょう。外出するときや夜は、とくに気をつけたいところです。業者によっては、足場の上り口に鍵付きの板を付けたり、センサーライトを置いたりしてくれることもあります。

心配な方は、どんな防犯の工夫をしているか聞いてみるとよいでしょう。

足場には飛散防止ネットが張られるため、昼間でも部屋が少し暗く感じます。塗装中は塗料のにおいや飛び散りがあるので、窓を開けにくくなります。換気は、作業のない夕方以降や休みの日にするなど、時間を選ぶと過ごしやすくなります。

洗濯物も、塗装や洗浄の期間は外に干しにくくなります。室内干しのスペースを作る、乾燥機やコインランドリーを使うなど、先に段取りを決めておくと困りません。工程表をもらい、洗浄や塗装の日を把握しておくと、外に干せる日も見当がつきます。

足場がある間に気をつけたいこと
  • 2階の窓・ベランダの戸は外出時も夜も施錠する
  • 足場に子どもが登らないよう声をかける
  • 塗装中は窓を開けず、換気の時間を選ぶ
  • 洗濯物は工程表を見て、干せる日を確かめる

足場があるうちにまとめたい工事は?(雨どい・屋根・ベランダなど)

足場は塗装が終わると解体されるため、高い所の工事は塗装と同じ時期にまとめるのが得策です。足場が要る工事を一度に済ませれば、足場代も一度で済みます。

実際に、外壁塗装の3年後に雨どいを交換した結果、交換費約25万円に加えて、足場代が約20万円かかった例があります。塗装のときに一緒に交換していれば、この足場代はかからなかった計算です。塗装の見積もりを取るときに、ほかに傷んでいる所がないかを一緒に見てもらうと、後から足場を組み直す手間を減らせます。

まとめて検討したい工事には、次のようなものがあります。今すぐ直す必要がなくても、数年以内に手を入れそうな所は候補に入れておくと判断しやすくなります。劣化の見分け方は、外壁塗装は何年ごと?塗料別の目安と劣化サインも参考にしてください。

足場があるうちに検討したい工事
  • 雨どいの交換や修理
  • 屋根の塗装や修理
  • ベランダの床や手すりの補修
  • 高い所の窓・雨戸・換気口の補修
  • 太陽光パネルの設置

次の手順で進めると、着工までに準備を整えやすくなります。

1
家のまわりを一周し、雨どいの割れや屋根・ベランダの傷みを写真に撮っておく。
2
見積もりのときに写真を見せ、塗装と一緒に直せるか、費用はいくらかを聞く。
3
業者と近隣へあいさつし、隣地を借りる場合はその場で相談する。
4
着工の数日前までに、車・鉢植え・小物を片付け、防犯と洗濯の段取りを決める。

よくある質問

外壁塗装の足場について、見積もりの段階でよく寄せられる質問をまとめました。足場代を抑えるコツや設置日数、保険・隣地・値引きの扱いを短くお答えします。

Q. 足場代を安くする方法はありますか?

A. いちばん効果が大きいのは、足場が必要な工事を一度にまとめることです。屋根の塗装や雨どい・雨戸などの付帯工事(外壁以外の細かな部分の工事)を同じ時期に行えば、足場代は1回分で済みます。

別々に工事をすると、そのたびに15〜20万円前後の足場代がかかることもあります。あわせて、複数の業者から見積もりを取り、足場の面積と単価を比べてみてください。

見積書の足場が「一式」としか書かれていない場合は、面積と単価を聞いてみましょう。数字がそろうと、ほかの業者との比べやすさが大きく変わります。

お住まいの自治体によっては、外壁塗装に使える助成金の制度があります。条件や申請の時期は外壁塗装の助成金の条件と申請の流れで詳しく紹介しています。

Q. 足場の設置は何日かかりますか?

A. 足場の組み立ては半日〜1日、解体は半日ほどが目安です。30坪前後の2階建てなら、組み立ては朝から始めて当日中に終わることが多いです。

組み立てと解体の日は金属音が出ます。在宅の予定がある方は、作業する日と時間帯を業者に確かめておくと安心です。

なお、足場代は組み立て・解体・運搬が中心のため、雨で工期が延びても追加されないのが一般的です。気になる方は、契約前に業者へ確認しておきましょう。

Q. 足場代は火災保険の対象になりますか?

A. 台風や雪などの災害で外壁や屋根の修理が必要になった場合は、修理に必要な足場代も対象になることがあります。一方で、年数がたって色あせたなどの理由で塗り替えるだけの工事は対象外です。

補償の範囲は保険の契約内容によって変わります。まずは保険会社に確認してください。被害の状況が分かる写真を撮っておくと、相談がスムーズです。申請の手順は外壁塗装で火災保険を使える条件と申請の流れにまとめています。

Q. 足場が隣の敷地にはみ出す場合はどうしますか?

A. 工事を始める前に、業者と一緒にお隣へ事情を説明し、敷地を借りてよいか相談します。はみ出す範囲や期間、足場を組む日を具体的に伝えると話が進みやすくなります。

隣との間が狭く組み立てに手間がかかると、5,000円〜数万円ほど足場代が加わることがあります。足場が道路にはみ出す場合は、別に道路占用許可が必要です。どちらも見積もりの段階で業者に確かめておきましょう。

お隣との関係を保つためにも、工事が終わったあとにひと言お礼を伝えておくと、次の工事のときも相談しやすくなります。

Q. 足場代の値引きをお願いしてもよいですか?

A. 相談すること自体は問題ありませんが、まずは単価が相場の範囲かを確かめるのが先です。足場代の単価は1㎡あたり600〜1,200円程度が目安とされています。

この範囲に収まっていれば、無理に値下げを求めるより、工事をまとめて足場の回数を減らすほうが効果的です。「今日決めれば足場代は無料」と契約を急がせる話には、いったん持ち帰って考えましょう。

まとめ

外壁塗装の足場は、職人の安全ときれいな仕上がりを支える、欠かせない設備です。足場代は1㎡あたり600〜1,200円程度、30坪の2階建てで15〜20万円前後が目安です。工事の総額の約2割を占めるため、中身を知っておくと見積もりを落ち着いて見られます。

この記事でお伝えした要点を、あらためて整理します。

外壁塗装の足場で押さえたいポイント
  • 足場は墜落を防ぐ安全対策と、塗りムラを防ぐために必要です
  • 足場代は1㎡あたり600〜1,200円程度で、総額の約2割が目安です
  • 面積は「(外周+8m)×高さ」で出し、見積書と照らし合わせます
  • 「足場代無料」や相場より安すぎる金額には、理由を確かめます
  • 雨どいや屋根の工事は、足場があるうちにまとめると割安です

見積書を受け取ったら、まず足場の項目が「㎡数×単価」で書かれているかを見てみてください。「一式」とだけある場合は、面積と単価を業者にたずねると安心です。そのうえで、ご自宅の外周と高さから面積を出してみましょう。

計算した面積と見積もりの面積が大きく違わなければ、ひとまず目安の範囲と考えられます。差が大きいときは、どこまで足場をかけるのかを聞いてみてください。屋根足場や道路の許可が含まれているなど、納得できる理由が分かることもあります。

足場代が妥当かどうかは、1社の見積もりだけでは判断しにくいものです。同じ条件で複数の業者から見積もりを取ると、単価や面積の違いがはっきり見えてきます。足場代だけでなく、塗装の内容や保証もあわせて比べると、納得して業者を選びやすくなります。

また、足場を組む前には、近隣へのあいさつや車・植木の移動も済ませておきましょう。少しの準備で、工事中のトラブルを減らせます。足場代を正しく理解して、安心して塗り替えを進めてください。

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